プログラミングできた方がいいですよぅ~。

今から遡ること16年前。うちの会社で一つの新しい業務システムが誕生しました。正式な名前は忘れましたが、社名を入れて、「Frontier2000」とこんなネーミングだったと思います。

このシステムができることはシンプルでした。

  • 社内のネットワーク内のどのコンピュータからでもブラウザ(今で言うIEとかChromeとか)でシステムに入ることができます。
  • アパートの賃貸借契約書、重要事項説明書といった書類を自動的に作成して印刷まで行います。
  • データ入力は物件を選んだら、日付や入居者名、駐車場番号など最低限の情報を入れるだけで大丈夫です。

当時は一太郎やWordといったワープロソフトでひな形を呼び出し、書き換えて書類を作成していました。件数が少ないうちはそれでも大丈夫なのですが、件数が多くなるとどうでしょうか?どうしても時間が犠牲になったり、打ち間違いによるミスを起こす確率が高くなってしまいます。

また、当時でも賃貸管理のソフトはありましたが、高額で、しかも使用台数が制限されていて、とても便利に使えるシロモノではありませんでした。

これを何とかしたいと思ったのです。

当時としては珍しい、WEBブラウザだけで完結する仕組み(Microsoft Active Server Pages)を使うことにしました。開発期間は約1周間。当時は今よりもヒマだったので(笑)、開発に集中できました。

このシステムの運用が始まって、ヒューマンエラーは劇的に減少しました。そして、作業時間は劇的に短くなりました。今まで20~30分かかっていた書類作成が、5分でこなせるようになったのです。

現在ではFrontier2014としてアップデートを繰り返しながら、現在に至っています。自分たちに使いやすく、エラーは少なく、高速に、仕事をこなせる環境に育ててきました。現在、来年のメジャーアップデートに向けて準備をはじめているところです。

私の本業はシステムエンジニアではありません。不動産業です。

私のやっていることは、今ある仕組みをうまく組み合わせて、仕事に活かしているだけです。

これからの仕事の中ではこれだけのグローバル化の進んだ中では英語を操る力も必要でしょう。私はそれに付け加えて今ある仕組みをうまく組み合わせて、自分たちの仕事や様々な問題解決に役立てられる力を身に付ける必要があるのではと思っています。

その一つがプログラミングです。

今は時代が本当に良くなりました。無料で様々なプログラムを作る環境がすぐに手に入り、自分でも色々とプログラムを作ることができるようになっています。プログラムの書き方も世界中の人々の中で情報が共有されています。

是非、特に若い方にはプログラム「も」書ける人になって欲しいと思っています。

それによって、論理的な思考が身についたり、仕事に活かせたり、プログラミングがアンテナとなって、様々なIT関係の情報が飛び込んでくるようになるでしょう。そして、否応なく英語の記事も読むようになるので、英語力の強化にも繋がる・・・といいなぁ。(笑)

 

観音寺市ふるさと納税返礼品募集説明会がありました。

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昨日、観音寺市ふるさと納税返礼品募集説明会に参加してお話を聞いた思ったこと。
 
納税者(消費者)から見ると、
 
ふるさと納税=クラウドファンディング(支援+返礼品)+所得税・住民税控除
 
っていう感じなのですね。
これは、ふるさと納税とクラウドファンディングを見比べた時に所得税・住民税控除がある分、ふるさと納税の方が有利だよなぁと。
とは言え、ふるさと納税自体もクラウドファンディング同様、魅力的な支援案件じゃないとお金は集まらないのでしょうね・・・。
 
ふるさと納税については賛否両論あるのは承知していますが、制度を上手に活用してまちづくりに役立てられるといいですね・・・。
 
うちの会社が取り組むかどうかは悩ましいところです。

文化の香りもない、退屈なまちは生き延びることができるだろうか?

佐藤尚之さんからの情報で平田オリザさんの新著「下り坂をそろそろと下る」をkindle版で読んでみました。

読みはじめると痛快で、一気に読了しましよ。

乱暴にまとめると、この人口減少時代を生きる我々は、この猜疑心に満ちた社会を寛容の精神で編み直し、文化や芸術に気軽に親しむことのできる社会を目覚すべきだと。

振り返ってみると、この一年間、高校生と一緒に取り組んだことは、とても有意義な事だったんだなあと改めて気づかされました。

今年度は高校生・大学生とともにまちづくり活動が行われる予定です。今から楽しみにしています。

この本は、まちづくりに携わるすべての方にオススメしたいと思っています。

 

【教えて!RESAS】観音寺市における2040年の生産年齢人口を調べてみた

内閣官房 地域活性化伝道師である木下斉さんのTLをウォッチングしていると、観音寺市における2040年の生産年齢人口の割合が気になってきました。Resasでチェックしてみます。(Chromeで開きましょう)

 

2015年は・・・

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2040年はどうでしょうか・・・?

 

 

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2015年の生産年齢人口が33,764人だったのに対し、2040年だと23,002人で31.8%の減。これに対して老齢人口は8.76%の減。所得を産み、税収を支える人々の減る割合の方が勢いづいていることを今のうちに意識して、自治体も企業・個人もこれに備えて継続していける道を探っていかないと、ホント地方消滅ですね。

背筋が寒くなりましたが、改めて本業もさることながら、まちづくりの活動も今まで以上に力をいれていかないとなぁと思った次第です。

どうせやるなら、楽しく取り組みたいですね!(キリッ)

子育て世代にはありがたい。こども医療費助成制度

今朝、39.1度まで発熱した長男を休日当番医に連れていきました。やっぱりというか、インフルエンザA型を言い渡されて、イナビルを吸引して帰ってきました。来週はまるまる1週間欠席だなぁ。

病院でも院外薬局でも支払いは0円でした。正確に言えば、健康保険で自己負担となるべき部分を立替なしで観音寺市に助成してもらっているため0円です。

現在香川県内のこども医療費助成制度がどうなっているのかなぁと思い、調べてみました。いくつかまとめのページが見つかりましたが、情報が古そうでしたので、改めて各自治体のホームページをチェックしてみました。

ポチポチっと。

自分で調べた情報とまとめページの内容を比較すると、中学校卒業まで医療費助成する自治体がここ数年でだいぶ増えてきていることに気が付きました。

助成の仕方については自治体毎にバラバラです。県内であれば立替しなくて良かったり、一旦立替した上で書面申請が必要だったり・・・。

それでも子育て世代にとってはこどもの医療費助成はありがたいです。

多少のバラツキはありますが、こういう部分では香川県はしっかりしてますぞ~!

 

■香川県内のこども医療費助成一覧

 

自治体

通院 入院 ホームページ
高松市 小学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
丸亀市 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
坂出市 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
善通寺市 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
観音寺市 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
さぬき市 就学前 就学前 ホームページへ
東かがわ市 就学前 就学前 ホームページへ
三豊市 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
土庄町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
小豆島町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
三木町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
直島町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
宇多津町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
綾川町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
琴平町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
多度津町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ
まんのう町 中学校卒業 中学校卒業 ホームページへ

※平成28年2月28日現在

※各自治体によって、助成方法が異なるため、詳細は各自治体のホームページを参照してください。

現状分析とカイゼンとイノベーションと

昨日、一昨日の2日間、香川県の地銀である「百十四銀行」と愛媛県の地銀である「伊予銀行」の新春講演会をハシゴしてきました。交通費等は別途必要ですが、入場料無料でお話を聞けるってありがたいことですね。

この2回の講演会で「地方創生」「マクロ経済」について語られたのですが、共通するキーワードが3つあったと思っています。それはズバリ、「現状分析」と「カイゼン」と「イノベーション」。

 地域や各事業所等々、自分たちの置かれている現状を分析し、カイゼンしていく。

 また、イノベーションも起こしていかなくてはならない・・・。

ザックリ言うとこういうことかなと思っています。なんだ、当たり前じゃん!と思う方も多くいらっしゃるのではと思います・・・が、自分を含めてどのくらいの方が行動に起こせているでしょうか?

昨日の講演では「オールドチャイナ」と「ニューチャイナ」というキーワードが出ていました。「ニューチャイナ」の台頭で、日本で言われているほど中国経済は悪くならないのではないかということでした。「オールドチャイナ」は今後ますます苦戦を強いられるということもあると思います。

どうでしょう?中国の話だけではなく、例えば「オールド観音寺」と「ニュー観音寺」ってどんなだろう?とか自分たちに置き換えて想像を巡らせてみると、まちづくりや各事業所の今後を考える上で一つのヒントになるのではないでしょうか?

 

 

さて、「カイゼン」と言えば、トヨタ自動車でしょう。「カイゼン」していく上でのキーワードがこちらの本に数多く書かれてあります。おすすめしたいと思います。